映画監督 西川美和 書くこと 撮ること
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原作を基にした映画作品が多い中、オリジナル脚本で作品を発表し続けている、映画監督の西川美和。昨年開催された第10回東京フィルメックスにて行われたトークショーで、長編第3作目となる映画「ディア・ドクター」と自らの脚本に対する姿勢が語られた。
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小さい頃から文章を書くのが好きで、大学時代は一人でできるという理由から写真を始めたものの、語ることを求め続けていたという西川美和。やはり映画なのかと実感した彼女は是枝裕和監督の「ワンダフルライフ」に助監督の一人として参加する。以後、諏訪敦彦監督「M/OTHER」など、様々な現場で経験を重ねて行った。師事する是枝監督から「プロの助監督としてスキルを積むのもいいが、自分で作る事を考えて一本でも企画や脚本を書くべきだ」と会うたびに言われていた西川はその後、本格的に脚本作りに取り組む。シナリオがよければ自分が監督しなくてもある程度の品質は保証できると確信し、書き上げた長編第1作目となる「蛇イチゴ」は当初、自分で監督することはまったく考えていなかったという。

その後の長編作品「ゆれる」「ディア・ドクター」でも監督と脚本の両方を担当。自分で書かないと現場はつらいと語る彼女にとって、書く事と監督することは自身の映画作りにおいて、切っても切り離せない関係のようだ。

最新作「ディア・ドクター」は2010年1月8日DVDリリース。原案小説の「きのうの神様」(ポプラ社刊)は第41回直木賞にノミネートされた。

 

牧田 慎太郎

 

『ディア・ドクター』公式サイト

第10回東京フィルメックス公式サイト

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