Seed Bombが生んだコミュニティーガーデン 1970年代のManhattan
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1970年代のマンハッタン。不況にみまわれた街は荒廃し、捨て置かれた空き地は犯罪の温床となっていた。その街の色を塗り替えたのは、種の入った小さな包み「Seed Bomb」。芸術家を中心としたボランティアが、塀に囲まれた空き地に投げ入れ、市の管理する土地をコミュニティーガーデンへと変えていったのだ。PAPER SKYとのコラボレーション第一弾。
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1970年代アメリカ全土は不景気にみまわれており、すっかり荒廃した街の多くの空き地は麻薬販売や売春など犯罪の巣窟と仮し、また生ゴミも捨てられていたためネズミ、ゴキブリなども発生し衛生面でも地域に悪影響を与えていた。そんな中、73年にこの悪状況を見かねて立ち上がったのが「グリーン・ゲリラ」の創設者であるリズ・クリスティーという女性だ。彼らは荒れ果てた土地のゴミや瓦礫を拾い、植物や花、木の種をまき土地を再生させた。このことは地域の治安や衛生の向上を図り、同じ問題を抱えた多くの地域のコミュニティーを勇気づけ、お手本となった。それだけでなく、反発しあっていたニューヨーク市と話し合い、1ヶ月1ドルで土地を借りてコミュニティーガーデンを合法的なものにしたのだ。その後、コミュニティーガーデンが地域に及ぼす好影響をあたりにした市は、自らの組織、グリーンサムを設立。数々の葛藤と問題を乗り越え、現在では地域の住人と市が手を取り合ってコミュニティーガーデンの保護と発展に努めており、協働関係を担っている。

 

松田正臣

(PAPER SKY公式サイト)

 

 

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