Report 南アフリカ共和国2002・2003 写真家 石田昌隆 
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南アフリカ共和国のジョハネスバーグ。ダウンタウンは治安が悪くて殺伐としていたけど、旧黒人居住区、ソウェトは、今でも住んでいるのは黒人ばかりだけど、のんびりのどかな街だった。クワイトをガンガン流して踊っていた。
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南アフリカ共和国は、人口4400万人。このうち8割が黒人で、残りが白人と、若干のカラード、およびインド系やアジア系となっている。国民ひとり当たりのGNPは3000ドルを越えていて、アフリカ屈指の経済力があり、物価もかなり高い。
しかし、SAIRR(South African Institute of Race Relations)のデータによれば、1990年には62歳であった平均寿命が2007年には50歳にまで低下したという。原因は、HIV/Aidsの感染率の増加だ。
ぼくは、ソウェト(South West Township。ヨハネスブルクの南西に位置する最大規模の旧黒人居住区。アパルトヘイトが撤廃された後もソウェトと呼ばれている)のほぼど真ん中、ピリ(Phiri)という地区にある民家にホームステイしていた。
02年の年末に南アで最もヒットしていたのは、マフィキゾロ(Mafikizolo)の「Ndihamba Nawe」という曲。これが流れてくると、いつでもどこでも本当にみんな踊っていた。後に映画『ツォツィ』(05年)の主題歌になったクワイトの曲、ゾラ(Zola)の「Mdlwembe」も、ちょうどこのときヒットしていた。

 

 

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