Report New York City 1996 写真家 渋谷ゆり 
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1996年、大学の夏休みを利用して初めて訪れたニューヨークで、たまたま出会ったスケーターとスケートボード。スケートボードを知らない人達によって作られた街全体をスケートパークのように使いこなし、街のことを知り尽くしたスケーターたちのニューヨーク。
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1996年に初めてニューヨークを訪れた時に、たまたま友達と待ち合わせたアスタープレイス。大きなキューブがランドマークになっているその空間は、当時スケーターたちがいつもたまっている有名なスポットのひとつだった。オレンジ色の街頭に照らされて、自由に動きまわるたくさんのスケーターの姿。その光景に圧倒されてしばらく眺めていると、カメラをぶらさげている自分に向かってひとりのスケーターがやってきた。「この消火栓を飛ぶから写真を撮ってよ。」そんな風に言われたような気がする。そして何枚か写真を撮った。日本に戻ってから写真を撮ったスケーターが、プロスケーターのQuim Cardonaだと知った。その時の一枚が、それから撮り続けることになるとは思ってもいなかったスケートボードの初めての写真になった。そして不思議な縁で出会ったQuimとはその後ニューヨークで再会し、ニューヨークに行くたびに一緒に動いているスケーターのひとりだ。

 

渋谷ゆり

Quim Cardona

 

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